昨今「最近の車は性能が上がって壊れにくくなっているから、定期点検やメンテナンスは特にいらない」という意見をインターネット等で目にすることがあります。
確かに性能が上がって交換頻度が低くなっている部品も多くあります。
しかし車は消耗品の塊でできています。定期的な点検とメンテナンスをしないと車は壊れやすくなったり、燃費が悪くなったりします。最悪の場合オーバーヒートを起こすことも…
今一度車の部品の点検やメンテナンス目安を確認していきましょう。
★交換頻度が低くなっている部品
全ての車ではないですが高性能な部品等を使っている車は交換頻度が低くなっています。
ここでは昔よりも寿命が長くなった代表的なものについて紹介します。
冷却水
「スーパーLLC」と呼ばれる冷却水は新車で16万kmまたは7年、2回目以降は8万kmまたは4年と長くなっています。
旧来の冷却水は2年毎の交換と言われていたのでかなり長持ち。 どのタイプの冷却水が入っているかメンテナンスノートで確認を。
スパークプラグ
「長寿命タイプ」と呼ばれるイリジウムプラグや白金プラグは10万km毎の交換目安。
一般的なプラグは1~2万km毎の交換目安です。 イリジウムプラグ、白金プラグは一般プラグと比べて高価なものとなります。
ライト
「LED」を使用すると4万時間で8年~14年使い続けられます。
旧来のハロゲンライトは800時間で2~3年毎に交換と言われているのでかなりの高寿命ですがLEDライトは金額も高くなります。 また、雪国ではライトに積もった雪を溶かすこともできるハロゲンライトが重宝されている地域もあります。
タイミングベルト
「タイミングチェーン」と呼ばれる金属製のパーツは30万km以上持つと言われているので実質交換不要。
通常のタイミングベルトは10万km毎の交換が目安とされてきました。
交換目安が伸びている部品は「長寿命」のものを使っている場合のみです。
従来品使っている場合は昔と同じ頻度での交換を。
どの部品を使っているかはメンテナンスノートでご確認ください。
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